バイクの車検について
バイクは250cc以下なら車検の必要はありません。
250cc以上から車検対象となります。
車検というのは、国が定めた基準をクリアしているかどうかを検査するものです。
車検はただ義務だから出しているというケースも多いのですが、もしもなにか不具合があって車検に通らないと、公道を走る事ができなくなってしまいます。
250cc以上のバイクは、車検が義務付けられていますから、車検を受けないとルール違反となります。
車検で不備が見つかり、一旦不合格となっても、修理や改善して合格すれば、今まで通りバイクに乗れます。
対処法としては、バッテリー交換やブレーキパッド交換です。
バイクを購入した時の状態から、カスタムしてマフラーを自分好みに変える事があります。
この場合マフラーの音量が規定よりも大きいと車検に通りませんので、注意が必要です。
ユーザー車検とは?
車検には2種類の方法があって、車を購入したディラーや、整備事業をしている業者に依頼する方法と、バイクのユーザーが自ら受けるユーザー車検があります。
一般的には、ディラーで働く国家資格を持った整備士が、車検を行います。
バイクの引取りや代車なども用意してもらえますし、プロの整備士が検査をするので安心感がありますが、意外と費用がかかってしまいます。
一方のユーザー車検は、バイクユーザーが自ら陸運局にバイクを持っていき車検を受ける方法です。
バイクの点検や検査、手続きもすべてユーザー自身が行うので、かなり面倒ではありますが、費用は安く済みます。
しかし全部の検査はできないので、できない部分はプロに任せなければいけないため、若干費用はかかります。
ユーザー車検の流れ
ユーザー車検を受ける場合は、突然バイクを持って行っても対応してもらえませんので、事前に予約をとっておきます。
また、必要な書類も自分で用意します。
必要となるのは、自賠責保険、納税証明書、自動車車検証、定期点検整備記録簿です。
当日までに書類を用意して、印鑑と費用も持っていきます。
陸運局についたら、バイクの車検の予約を取っている事を伝え、後は指示に従えばOKです。
後は車検が終わるのを待ち、合格なら車検証とステッカーをもらい、ユーザー車検は終了です。
もしも不合格になっても、当日なら不具合を改善して、再車検が受けられます。
当日中なら費用もかかりませんが、当日に改善できないと、予約を取り直し車検もやり直しとなります。
陸運局周辺には、テスター屋といって、本番と同じライン検査をしている業者があります。
ここで仮車検を受けておけば、不具合があった時にも早めに対処できます。
テスター屋で合格できれば、本番でも合格間違いないと言われています。