排出ガス規制の理由を知りたいです。

排出ガス規制の理由を知りたいです

バイクのカスタムをしたいと思っているのですが、排出ガス規制というものがあるのを知り悩んでいます。
排出ガス規制は定期的に見直されているとの話を聞いたのですが、そもそもどうして排出ガス規制というものがあるのでしょうか?
バイクの排出ガス規制のことがいまいちよくわかっていませんので、規制についての詳しい内容や、排出ガス規制の理由を知りたいです。

排出ガス規制について

二輪車排出ガス規制は1998年から国土交通省が制定している制度で、バイクから排出される排気ガスが一定濃度を超えないように規制をかけている政策です。
排気ガスはどうしても地球に悪影響を及ぼす一酸化炭素や炭化水素、窒素酸化物などを多く含んでいますので、少しでも抑えるべくそれぞれのバイクに規制をかけているんですね。

車検のタイミングでこの排気ガス規制が守られているかチェックをし、一定量の排気ガス濃度の場合は車検に通らなくなります。
そのため逆に車検を行わないようなバイクであれば、特にこうした検査はありませんので多少のカスタムであれば問題ないかと。
どんなカスタムをされるかにもよりますが、カスタムをするイコール車検に通らなくなるというわけでもありませんので。

そんな排気ガス規制ですが、おっしゃる通りこの二輪車の排出ガス規制は定期的に見直されており、バイクの年式によっても基準値が異なります。
質問者様が中古でバイクを購入されているという場合は特に、型式認定日を一度確認したほうが良いかもしれません。
また、お持ちのバイクが国産認定車か平行逆輸入車かどうかによっても数値が少し変わってきますので、生産年月日をきちんと確認してみてくださいね。

排ガスチェックをクリアするポイント

実はカスタムをしていないようなバイクでも排ガス規制に引っかかることがあります。
色々と原因はあるのですが、大抵の場合バイク側に何らかのトラブルが起きていることが多いですね。

かくいう私も、普通のバイクに乗っていただけなのに車検が通らなかった経験がありまして。
その時はカーボンが蓄積していたことが原因で規制量を超える数値が出てきてしまっていたみたいです。
他にも、エンジンが温まる前に検査を受けたりすると規制に引っかかる場合もあったりするみたいですよ。

普段の走りでは問題ない数値のはずなのに、たまたま車検でバイクの状態が良くなくて引っかかってしまうということもありますので、普段からメンテナンスしておけば良いのかなぁという気もします。
カスタムをされたいということでしたらメンテナンスされる知識もあるでしょうし、車検前に気を付けていればそこまで問題ないのかなぁと思いますよ。